「とやま呉西圏域都市圏連携事業」並びに「西部6市防災士育成事業」の一環として、防災講演会が開催されました。
二部構成となっており、下記の通りとなっております。
第一部 基調講演 「減災から防災社会へ」
静岡大学防災総合センター長 岩田 孝仁(教授)
第二部 気象講演 「防災気象情報の活用について」
富山地方気象台長 飯田 和彦 氏
当会としては、こちらの講演に参加するというのが活動になります。
新鮮だったのは、阪神・淡路大震災の時と比べ、高齢化率が高まってしまい、当時可能であったことが現在できるかどうか分からないという事です。
高齢化率ですが、
1995年 14.6% (5.7%)
2015年 26.7% (12.9%)
2040年 36.1% (20.7%)
最初の数字は65歳以上の割合、( )内の数字は75歳以上の割合です。
(ここからは私の感想ですが)
逆に言うと、緊急時でも自宅近くにいる人が増えるため、その方に知識を蓄積していくと効果的なのかなとも思いました。
今後の高齢者は、ただの「被災者」ではなく、「戦力」(予備役)といえるのではないでしょうか?
現役世代に、力は及ばずとも知識を集積し指導する事が出来るようになると防災の観点からもいいかと思います。
(勿論、救出する人・される人と分けた場合は、「される人」になる可能性は高くなるかと思いますが)
また、第二部の講演では、HPを利用した警報・注意報の長期予想について説明がありました。
http://www.jma.go.jp/jp/warn/
該当する都道府県をクリックし、その後の画面で市町村を選択すると一週間程度先までの予想を見ることが出来ます。
今後は、こちらの情報にも注意する必要がありますね。
【日時】1月28日 14:00~16:20
【場所】ウイングウイング高岡 4階ホール
【参加】午前の参加者に加え、「松 嘉一」さん等が追加