【防災知識】避難所トイレ問題4(携帯·簡易トイレ)

比較的入手しやすい、携帯トイレと簡易トイレの説明をします。
同様の製品でも様々な名称や呼称があり、統一されてないので名称や呼称の違いは、気にしないでください。
携帯トイレは既存の洋式便器の、便座の下の便器に大きなビニール袋を被せる事で、便袋が濡れないようにしてから便袋をつけて、1回から数回使用毎に便袋を処分してください。
名称通りに持ち運べて、車内で使う想定の製品もありますが、説明は省きます。
簡易トイレはプラスチックやダンボールなどの、組立式の便器に大きめのビニール袋を被せる事で、便袋から漏れても流れ出ないようにしてから便袋をつけて、1回から数回使用毎に便袋を処分してください。

在宅介護用の介護用ポータブルトイレを、所有されているお宅があれば、避難所に一式を持込み使わせてもらえると、要配慮者の助けになります。

避難所になる施設のトイレが洋式の場合は、洋式便器につける携帯トイレを備蓄して、避難時に使用してください。
施設のトイレが和式の場合は、簡易トイレを備蓄し避難所開設時に、便器だけでなく床も覆うように板を敷き、簡易トイレを置きます。

使用できない和式トイレはそのままでは、床に穴のある使い道の無い個室です。

ガタつかないように、便器の縁の高さ以上の厚みの板などを複数置きます。

板(厚み12㎜以上)を敷けば簡易トイレが置けます。
トイレ内が広い場合は、介護用ポータブルトイレが置けると、もっと良いです。
壁のロータンク(洗浄用水槽)や床の金隠しが、邪魔なのは我慢してください。

居住スペースにトイレスペースを確保する場合は、背の高いパーテーションなどで仕切りをしますが、介助者(要配慮者の手助けをする人)も一緒に入る想定の場合は、広めにしてください。
またパンツを下ろしている時に、パーテーションが倒れて丸見えにならないように、パーテーションをしっかり補強してください。

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