【防災知識】停電(災害)時のインフラ15(送電設備)

2019(令和元)年9月9日に台風15号の影響で、千葉県で大規模停電が発生し、なかなか復旧せず長期化しました。
多くの電柱の倒壊や倒木により、電線や電柱の設備が損傷しました。
修理の必要な場所が多いのに加え、現場へ向かう途中にいたる所で、倒木に阻まれてしまい、対処に余計な時間がかかったのも、長期化の原因だそうです。
無電柱化すれば解決しますが、コストがかなり高いので簡単ではありません。

小矢部市内の山間部にも、風や雪が原因の多くの倒木があり、2018(平成30)年1月の大雪では、倒木により狭い範囲ですが停電しました。
その倒木の現場です。

根ごと倒れました。

この大きな倒木が、電線を地面近くまで押し下げました。

倒木が電線を押し下げた事で電線が引っ張られ、近くの電柱が折れました。

電柱のコンクリートが砕け散り、中の鉄筋が見えます。

林業が衰退して山が手入れをされておらず、倒木がそのままの所が多いです。

この様に折れた木が道路に、滑り落ちている所もあります。

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