避難所生活が始まる時に、水洗トイレの水を流せないと、排泄物の処理が滞ります。
そこからの細菌により、感染症などのリスクが高まります。
トイレが不衛生な為や、トイレによっては体の不自由な方には、非常に使いづらい為に、トイレの使用をためらい、排泄を少なくする為に、水分や食事を控える事で、エコノミークラス症候群などのリスクが高まります。
災害後の報道では、炊出しや居住スペースばかり映され、トイレは話題になりませんが、トイレが使えなければ地面を掘ってでも、トイレを確保する必要があるので、トイレ問題は要配慮者だけでなく、全ての避難者にとって重要な問題です。