【防災知識】その他8(スマートロック)

小矢部市の各公民館にスマートロックが設置され、夏から利用が開始されました。
公民館で働く館長や主事などには、普段からスマートロックで鍵を開閉してもらい、スマートロックにトラブルがあった場合は、物理カギを使います。
設置した小矢部市が決めたルールとしては、暗証番号を教えて良いのは各団体(組織)3名までで、利用者登録をしてもらいます。
公民館を利用する為に解錠する場合は、必ず事前に利用予約をしてください。

上(屋外)側にキーパッドがあり操作することで、下(屋内)側の本体へ鍵の開閉の信号を送信します。

この機種のキーパッドで鍵を開ける時は、「0」の下のボタンを押し、暗証番号の6桁の数字を押し、「0」の下のボタンを押すと開きます。
鍵を閉める時は「9」の下のボタンを押すと閉まります。
暗証番号は数ヵ月毎に変更するそうです。

本体はキーパッドからの信号を受信すると、ドアのサムターンを回し鍵の開閉をします。
公民館を利用し終えたら、施錠前に必ず公民館利用日誌に記入し、窓·電気·ガス·冷暖房の確認をしてください。

これまでは災害があった場合に公民館は、施設管理者の館長や避難所担当市職員が、開錠する事になっていましたが、スマートロックにより開錠できる人が増えたので、より早く開錠できる筈です。
ただし必ず建物の屋外と屋内の点検をして、利用する避難者の安全を確保し、受付をして避難者数を把握してください。

今年度は公民館への設置でしたが、今後学校の体育館にも同じ様に、スマートロックを設置してもらえると助かりますが、避難所として利用した時に問題が発生しないか心配です。
かなり少ない避難者数なのに、体育館ではなく教室を使ったり、個人情報が保管されている校長室や職員室に、入られては問題になるので、関係部署の協議やルール作りが必要です。
海の近くなどの学校の場合は、津波への対応で校舎の2階以上へ避難する事になるので、学校ごとに違うルールになります。

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