一般的な場所用のスプリンクラーヘッドが作動した場合に、散水を維持させる設備の説明をします。
火災の熱によりスプリンクラーヘッドが作動すると、水が噴出して配管の水圧が低下し、
こちらのスプリンクラーポンプ制御盤の左側に見える、起動用圧力タンクの圧力が、設定された圧力まで下がると圧力スイッチが入り、
下側に少し見えているポンプが起動します。
ポンプから配管、そしてスプリンクラーヘッドへと水を送るので、
配管の途中にあるこちらの流水検知装置の自動警報弁が、作動して圧力スイッチが入り、受信器へ発信して報知(音響や音声で知らせる)します。
流水検知装置は自動警報弁型が一番使われるのですが、作動弁型とパドル型というのもあります。
他の種類のスプリンクラーヘッドの場合は、共通する装置もありますが設備の構成が違います。