多めにストックしながら普段から消費する、ローリングストックはペットの防災でも有効な備蓄法です。
密閉容器に乾燥剤と一緒にエサを入れておきます。
環境変化のストレスで食欲不振になる場合があるので、好物も用意してあげてください。
災害時は生野菜の入手が難しいので、乾燥野菜やビタミン·ミネラルのサプリメントを用意してください。
持病のある鳥の為の薬も備える必要があり、薬品名と用量を記録してください。
他にも水は軟水(ミネラルの少ない水)を用意し、ケージの底に敷く為の新聞紙、排泄物を拭き取る為のトイレットペーパー、排泄物を処理する為のポリ袋、夏には冷たさが長持ちする冷却剤、冬には使い捨てカイロか電池式カイロを用意します。
夏や冬に避難先が停電している場合は、昆虫採集のケースなどに鳥を移し、ケース外側側面に冷却剤やカイロを付けて、ケースのまわりを保冷や保温して、温度を25~30℃に保てるようにしますが、密閉すると酸欠になるので注意してください。
逃げ出し迷子になった場合は、捜索には鳥の情報が必要で、保護されれば飼い主である証拠が必要なので、鳥に足輪を付けた状態の足輪のアップの写真や、鳥の顔のアップの写真や、飼い主と一緒に写った写真などが必要です。