【防災知識】高齢者防災9(コミュニティ)

全国各地や海外を、単身赴任し続けて定年退職すると、地域とつながりの無い高齢者のできあがりです。
ですがコミュニケーション能力の高い人や、家族を通じて地域と関わりを持つ事ができる人は、全く問題ありません。
しかし単身者や一人暮らしの高齢者の場合は、きっかけが無く孤立しやすくなります。
特に孤立しやすいのは、若い頃から地域の行事ヘの参加を、拒み続けてきた人です。
それでは災害があっても無くても、孤独死のリスクがあります。
いざという時に助け合える仲間を作る為にも、地域と関わりを持ってください。

恥ずかしいなら、まずはなるべく多くの人に、挨拶する事から始めてください。
それができたらどこでも良いので、何かの常連になり会話をして、顔見知りを増やしてください。
それもできたら最低限のコミュニケーション能力は、ついている筈なので勇気を出して、地域の行事や活動に参加してください。
そこまでできれば、近所付き合いが始まっているので、孤立も孤独死も心配いりませんし、災害があっても近助と共助で、助け合う事ができます。

地域の集まりや習い事やボランティアなど、色々なコミュニティがありますが、地域の皆さんや行政に、存在がよく知られているコミュニティが安心です。
所属している事を隠す必要があったり、所属した為に他との関わりを断たれたり、生活を酷く犠牲にするコミュニティには、入らないでください。

今回で高齢者防災は終了です。
あまり関係無い内容なのに、無理矢理高齢者防災という事にしたのもありましたが、大目に見てください。

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