地上で生きるトカゲ
ヤモリと同様に乾燥を好む種と多湿を好む種がいます。
昼行性の種が多く、昼行性の種には紫外線を浴びせる必要があるので、UVライトを用意し、砂漠が生息地の種には、強い紫外線を放出する水銀灯などを用意します。
昼行性の種は日中活発に動き回るので、ケージはなるべく広いケージを用意します。
眠ったり休んだりする場所として、シェルターなどを用意しますが、重かったり不安定だと、下敷きになる恐れがあるので注意します。
温度は高温を好む種が多いですが、暑くなり過ぎた場合に体温を下げる必要があるので、ケージ内に高温の場所だけでなく、常温の逃げ場所も用意します。
水入れの水は蒸発して無くなり易いので注意し、多湿を好む種の場合は、床材が乾燥しないように、常温の霧吹きを使い水分が行き渡るようにします。
樹上で生きるトカゲ
縦長のケージを用意して、流木やコルクなどを立体的に置いたり、植物を置いたりしますが、全長が1mを超える大型の種もいるので、その場合は特注の大型ゲージを用意するか、専用の部屋を作るかになります。
昼行性の種にはUVライトを用意します。
涼しい環境を好む種が多いですが、部分的に暖かい場所も用意します。
多湿を好む種が多いので、1日1回冬場は2回以上常温の霧吹きを使い、全体に満遍なく水分が行き渡るようにします。
蒸れてもいけないので、ファンなどで通気性を確保します。
肉食·草食·雑食と多様で、エサの量や与え方も様々で、水滴を飲み水にする種や、水が動いていないと飲んでくれない種もいるので、ペットショップの詳しい店員に教わらないと、飼育困難な種がいます。
平成の半ば頃までは一般的ではないペットは、餌の入手すら困難でしたが、現在は大型のペットショップや、超大型のホームセンターのペットコーナーでは、餌だけでなくライトやヒーターなど、色々取扱われるようになりました。
ちなみにカメレオンとイグアナは、トカゲの仲間になります。
避難所での飼育は無理ですし、大型の種の場合は運ぶのが困難です。
もし大型の種が逃げ出した場合、その見た目から警察沙汰になります。