高岡市を中心とする西部6市防災士育成事業のワークショップに参加してきました。
【日時】2018年5月31日 19:00~20:55
【場所】高岡市役所 8階 802号会議室
【参加】西谷 行生
堀内 昌樹
島崎 四郎
高岡市を中心とした県西部6市(高岡・氷見・射水・砺波・南砺・小矢部)のイベントです。
毎年2回行われているものの1つで、防災士と事務局の人間が参加して行われております。
最初に説明を受けました。
今回の想定は、小矢部ではお馴染みの「邑知潟断層帯」を想定したものになります。
ようやくこちらの断層帯も想定頂けることになりましてホッとしております。
現時点での想定が、発災から4日後というものでした。
ある程度落ち着いた後の状況からスタートです。
いろいろな問題点が浮き彫りになってくる時期ではありますが、
その中で、「テーマ」を選定します。
そのテーマを基に、「目標」をたて、「対処方法」を論じる事がワークショップの内容です。
正直、人が多いと混乱しますね。
各市防災会を代表する参加者となっておりますので、皆様専門家です。
まとまるものもまとまらない、というのが正直な感想です。
おそらく、実際の震災でも似たような状況になるのでしょう。
そういう意味では勉強になりました。
その後、各グループにて発表をしてもらいます。
その中で効果的だなと思ったのは、Aチームの発表にありました、
「避難所運営委員会の再構築」でした。
発災直後は、混乱を極めた状況で「とりあえず臨時にリーダーを決定する」事になるかと思います。
4日目、という想定では、おそらく避難所ごとの状況が分かってくる事と思いますし、その中でも適性がはっきりしてくる頃かと思います。
その時期に、あえて「再構築」するという事は非常に有効かと思います。
再構築する事により、
・必要な人材を、適正な場所に配置できる
・早い者勝ちになりがちな各居住場所を合意のもとに再構築できる
・様々な問題点を整理し、もう一度冷静に対処目標を設定できる
というメリットがあるかと思われます。
また、Dチーム(堀内副会長のチーム)では、目標内に明確に「期限」を設けております。
その設定の元、対処する内容を詰めていける、という形です。
日時を決定する事により、逆算的に現時点で行う事が決定していく。
小矢部市のR-DIG等の手法でも明らかな様に、その方がいろいろな事が決定しやすくなります。
私は重度の風邪ひきの状態で参加致しましたが、何点か今後の参考になる事もありましたので参加してよかったと思います。
皆様、お忙しい中お疲れさまでした。