【防災知識】避難所の開錠

小矢部市避難所運営マニュアルによると、避難所の開錠は、避難所担当市職員または施設管理者が、行う事になっています。
施設管理者という事は学校なら校長先生、公民館なら館長が開錠する事になります。
担当市職員と施設管理者の、どちらも避難所に到着できず、開錠できなくてガラスを割って入らなければ、いけなくなる可能性があります。(セキュリティはバッテリーで作動しているので注意)
開錠しても、施設の安全確認や開設(受入れ)準備に時間がかかり、避難者はなかなか避難所に入れません。
多くの方は避難所に来れば、すぐに中で休めると思っているで、かなり待たされてしまうと、険悪な状況になりかねません。
安全確認を怠れば、避難者を危険にさらす事になり、開設(受入れ)準備を怠れば、避難者や運営側の統制がとれず、避難所運営に大混乱を招く事になります。
避難所運営はみんな未経験で、対応が難しく懸命に努力しても、運営側が酷い非難を受けたり、避難者に病人が出たり争い事が起きたりと、非常に辛い思いをすると思います。
避難訓練はできても避難所運営の訓練は、難しくて簡単にはできないので、せめて避難所運営に関わる予定の人達で、避難所運営マニュアルを読んで、よく検討してください。

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