【防災知識】停電(災害)時のインフラ12(電話)

固定電話や携帯電話は大規模災害が発生すると、通信制限をされて大半が不通になります。
公衆電話なら通信制限をされませんが、お金を入れる電話機が全て通信制限をされない、公衆電話というわけではありません。
以前は濃い灰色の電話機もありましたが、今は明るい緑色の電話機だけが、通信制限をされない公衆電話のようです。
公衆電話の他に行政機関の電話も、通信制限をされないそうです。
災害時に電話がつながるからといって、行政機関の電話を使わせてもらおうと、考えないでください。

物理的に電話回線の幹線が切断された場合、迂回ルートのある地域は早く仮復旧しますが、迂回ルートの無い地域は復旧が遅れます。
人口の少ない島や山奥は電話だけでなく、様々なインフラを1本の幹線に頼っている分、電話不通·ネット接続不可·停電·断水などのリスクが高いです。

この色の電話機は、災害時に通信制限をされる可能性が高い公衆電話です。

20年程前には電話ボックスの中に、濃い灰色の公衆電話もよく見かけましたが、廃止になったのかどこにも見当たりません。

この明るい緑色の電話機が、災害時に通信制限をされない公衆電話です。

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