今年度1回目の出前講座です。
夏恒例だった津沢での出前講座は、コロナ禍で中止になっていましたが、ようやく復活です。
【日時】7月17日(日)13:00~16:00
【場所】津沢コミュニティプラザ
【参加者】津沢地区内の各高齢者団体から71名
【講師】小矢部市防災士連絡協議会 会長 堀内昌樹
【参加協力防災士】三輪理事と他計5名
【事務局】松·柿本の計2名
【内容】災害図上訓練DIG(地震編·洪水編)
2016年(平成28年)に、同じ場所で行ったDIGと同じ内容です。
違うのは、書き込みを地図全体にするのではなく、津沢の市街地と、参加者本人の住宅周辺のみの、書き込みにする事で時間を短縮し、できた時間で体験と、河川水位の調べ方の説明をしました。
体験は水没車両からの脱出を想定し、車の窓ガラスの代わりに植木鉢を割ってもらいました。
あと冠水時のロープで繋がっての移動を、実際にロープで繋がって説明しました。
開始から2時間経過し、飽き始めたタイミングで、ステージ上で一部の方に体験をしてもらい、皆さんに楽しんでもらえたので、中だるみする事無く進行ができました。
河川水位の調べ方は、私のスマホの画面を投影できる様にして、実際の操作を見ていただきました。
2016年に行った時は進行の不安もあり、座席と各テーブルを、行ったり来たりしていましたが、今回は津沢地区の防災士5人と事務局の2人に、講師陣として各テーブルをおまかせしたので、かなり楽ができました。
協力ありがとうございました。
まだコロナ禍なので講師陣は最小人数で、7つのテーブルを7人で、担当してもらいました。
頼まれて仕方なく参加したと思いますが、しっかり聞いてくれています。
真剣に考えてくれています。
地図全体ではなく部分的な書き込みにすると、かなり楽でだいぶん時間短縮になります。
ヘッドレスト(座席の頭部分)で、植木鉢を割ってもらいました。
体力自慢の3人に繋がってもらいました。
私が流された事にして、3人を引っ張りましたが、グラついたのは最初だけで、身構えたら全く動かなくなりました。
3人を数メートル引っ張るつもりでしたが、年配者だからと侮ってはいけません。
津沢地区社会福祉協議会会長 中島克敏
当日は、日曜日にもかかわらず堀内会長はじめ多数の防災士の方々にご指導頂きありがとうございました。
今回は、平日昼間は当地区在宅者の大半が高齢者のみのため、高齢者に災害有事の場合の防災意識を高めてもらう必要から、「高齢者を対象にした防災研修会!!」として貴会にお願いいたしました。この様な企画は、市内ではおそらく初めてかと思います。
参加の高齢者は、訓練時間が3時間と長かったにもかかわらず、各班ごとに真剣な表情で活発に議論をされていたことが印象的であり、かつ、コロナ過でコミュニケーション不足の解消にもなったのではないかと思いました。
今後は、昨年から津沢地区自治振興会に要望の「要援護者の災害時避難訓練」を、津沢地区自主防災会の主導で2~3自治会での実施が計画されています。期待しています。
最後に、貴会益々のご隆盛を祈念しています。取り急ぎ、お礼にて失礼します。
堀内昌樹
ホームページへコメントまでしていただけたのは、初めてではないでしょうか。
ありがとうございます。
今回の訓練での津沢地区の洪水についての、話を忘れてしまっても、ホームページの防災知識→その他→子供達の質問に、全て掲載してあるので、そちらをご覧ください。
この防災知識は現在、避難所のトイレについて説明していますが、9月からは高齢者についての説明をするので、是非参考にしてください。