【防災知識】高齢者防災6(避難行動)

災害時の避難は在宅避難ができれば良いのですが、地震の場合は判断基準が、建物が丈夫で安全かになります。
洪水の場合は判断基準が、建物が丈夫で流されないかと、想定される洪水の水位と、ハザードマップで見落とされがちですが、家屋倒壊等氾濫想定区域(流れで地面が削られたり、家が壊される恐れのある場所)でないかも重要です。
在宅避難や避難所避難の他に、車中避難や軒先避難(カーポートや庭などの敷地内で生活)なども、選択肢になります。
避難の選択は、各々の事情や災害状況で変わるので、よく考えて避難や避難生活の、準備をしてください。

避難所へ避難する場合は、寝たきりの方は自力で移動できませんし、車椅子の方も道中に、階段や急勾配の坂があると、移動できず誰かの助けが必要になります。
歩いて逃げられても地域によっては、土砂災害や冠水などの様々な事で、避難が困難になる可能性があります。
どうすれば良いか分からず不安な場合は、平時のうちに地域の皆さんや、役所の福祉や防災の担当者に相談してください。

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