【防災知識】住宅用火災警報器1(経緯)

20年程前は住宅火災での死亡要因で最も多いのが、逃げ遅れで全体の6割程でした。
逃げ遅れを防止する為に、住宅用火災警報器の設置が義務化されました。
アメリカでは1970年代後半から、設置の義務化が始まり、普及が進んだ1990年代後半には、住宅火災での死者数が半減しました。
日本は新築住宅では、2006(平成18)年6月1日から義務化され、既存住宅では、2011(平成23)年6月1日から義務化されました。
現在は日本もアメリカと同様に、住宅火災での死者数が半減しています。
24時間就寝中でも火災を知らせてくれるのが、死者数減少の大きな要因と思われます。

火災警報器が火災を知らせてくれても、テレビや音楽を大音量で聞いていては、他の部屋の火災警報器の警報音が、よく聞こえません。
他にも音の事だと、平成以降の住宅は防音性能が高くなっており、防災無線などを聞き逃す恐れがあるので、注意してください。

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