【防災知識】住宅用火災警報器3(設置位置)

不適切な設置位置だった為に、感知が遅れたり頻繁に誤報が出てはいけないので、設置位置の説明をします。
[天井]は天井取付けの注意点。
[壁]は壁取付けの注意点。

1.[天井]天井に取付ける場合は、壁や梁(はり)から火災警報器の中心まで、煙式は60㎝以上離し、熱式は40㎝以上離します。(狭い廊下の場合は中央へ)
2.[天井]エアコンの吹出口から火災警報器の中心まで、1.5m以上離します。
3.[壁]壁に取付ける場合は、天井から火災警報器の中心まで、15㎝から60㎝の範囲です。
4.[天井·壁]換気扇に近すぎると、煙や熱が換気扇に吸われて感知が遅れるので、なるべく離します。
5.[天井·壁]照明器具から30㎝以上離す事になっていますが、それは高温になった照明器具による誤報の対策で、LEDの場合は高温にならないので、LED照明器具から30㎝以内に、取付けても構いません。
6.[天井·壁]台所のガスレンジや石油ストーブ(対流式の事でファンヒーターではない)の真上だと誤報が出るので、熱式の場合は少し離し、煙式の場合は十分離し、誤報が出た場合は更に少し離します。

住宅用火災警報器の熱式は、あまり誤報が出ませんが、感度が鈍い(感知に時間がかかる)です。
煙式は料理やくん煙式殺虫剤(バルサンやアースレッド)の煙で誤報が出ます。
タバコの場合は大勢で吸って、部屋に煙が充満すると誤報が出ます。
他にも小さい虫や埃や結露、スプレー式殺虫剤を直接噴射した場合に誤報が出ます。

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