【防災知識】消防設備7(消火設備1 屋内消火栓1)

警報設備の次は消火設備です。

こちらは屋内消火栓で、施設の用途や広さなどによって、これらの設備が必要になります。

中は1号消火栓で、ホース架に平ホースが吊り下げられています。
使用方法は消火栓上側の発信機の、押しボタンを保護板ごと押すと、

別の場所にあるこちらの、消火栓ポンプが起動して、消火栓へ水圧が加わります。(左側にあるのは消火ポンプ制御盤です)
消火栓ポンプが起動すると、消火栓上側の表示灯(赤色灯)が点滅し、非常ベルも鳴ります。
消火栓が1号消火栓の場合は、2人で操作してください。
1人がノズルを持ち、ホースに折れやねじれがないように全て延ばし、腰を落としてノズルを構え、消火栓の前にいるもう1人へ、放水の準備ができた事を伝えます。
消火栓の前にいる人はノズルを構えている人から、放水の準備ができた事を聞いたら、開閉弁を全開にします。
ノズルを構えている人は、ホースに水が流れ始めたら、ノズルをしっかり握り放水の反動に備えます。

放水試験で圧力を測定しています。
1号消火栓は消防署職員や消防団員などの、放水に慣れていて理解もできている人なら、1人で操作可能ですが、そうでない人は怪我の恐れがあるので、必ず2人で操作してください。

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