【防災知識】避難所のペット問題25(爬虫類5カメ1)

水生(ほとんど水の中で暮らす)のカメを水槽で飼育する場合、水槽の中は水のみでなく、休む為に水から上がれる場所か、足がつく事で泳がずに呼吸できる場所を作ります。
照明は光に紫外線を含んで、水がかかっても割れないランプを用意し、日中点灯し夜間消灯します。
このランプでカメの暖まる場所を作り、紫外線が甲羅の成長や健康を維持し、体に付いた細菌の増殖を抑えてくれます。
水温はカバー付きのヒーターを使い、25℃前後にします。
水生のカメは食事も排泄も全て水の中で行います。
フィルター(ろ過器)はゴミを取り除き、尿やフンや食べ残しを分解するタイプもありますが、ろ過や分解には限度があるので、定期的に水換え·掃除をして水質を維持します。

半水生(水中で暮らすが水から出る事も多い)のカメを水槽で飼育する場合、体温調整や体を乾かす為に、水から上がれる場所を作ります。
照明は光に紫外線を含んで、水がかかっても割れないランプを用意し、日中点灯し夜間消灯します。
定期的に水換え·掃除をして、水質を維持します。

水生と半水生のカメはどちらも、餌は人工飼料を主食にすれば良く、他に野菜·果物·昆虫·小魚·エビ·ザリガニなど、色々食べます。
水生や半水生のカメを避難所へ入れるのは、水が汚れると臭くなるので、嫌がられるかもしれません。
クサガメという種がいるのですが、草が生茂る場所に生息するカメかと思いきや、かなり臭いカメなので避難所へは入れない方が良いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください