小矢部市防災士連絡協議会会長の堀内です。
県内の防災士の団体で、ホームページを開設しているのは、富山県防災士会と防災かぁ~ちゃん富山、そして小矢部市防災士連絡協議会の、3団体のみの様です。
この3団体はどれも活動報告が主なので、このまま活動できないと、更新しないホームページになってしまいます。
そこで活動できない間、小矢部市防災士連絡協議会のホームページでは、防災知識の説明をしたいと思います。
誤解や思い込みをしやすい防災知識を、正していく内容にします。
では早速。
[防災知識その1]
私がHUG(避難所運営ゲーム)の講師(進行)をしていた時の、参加者の発言ですが、「家族に具合の悪い年寄りがいる場合は、福祉避難所に預けてから避難する。」と、説明された方がいました。
家族を思っての発言だと思いますが、発災直後は施設を、福祉避難所にするかどうかは、まだ決まっていませんし、福祉避難所としての準備もできていません。
いつも通っているデイサービスが、福祉避難所に指定されている場合なら、まだ対応は可能かと思いますが、それ以外では対応できないので、勝手に直接行かないでください。
小矢部市の場合、まずは一般の避難所へ行き、保健師などが状況に応じて調整·手配して、福祉避難所へ行く流れになります。
福祉避難所は生活に支障が生じた、高齢者や障害者の2次的避難所となる施設です。