表の左側は起動電力と定格電力に、変化が無く同じ電力の、電子機器やヒーターなどです。(起動電力無しで定格電力のみとも言える。)
表の中央は起動電力が定格電力の、1.1~2倍必要なモーターや装置などです。
表の右側は起動電力が定格電力の、2.1~4倍必要なモーターや安定器(蛍光灯や水銀灯を点灯させる部品)などです。
400Wの水銀灯を点灯させるには、表を参考にすると1600W必要なので、定格出力が1600VA(1.6kVA)以上の、発電機が必要です。
条件に合う1600VA(1.6kVA)の発電機は、約9万~14万円で重量は約20kg程です。
1200Wの電動丸ノコと、750Wのエアーコンプレッサーの組み合わせでは、表を参考に計算すると、2400W+3000W=5400W必要なので、定格出力が5400VA(5.4kVA)以上の、発電機が必要です。
条件に合う5500VA(5.5kVA)の発電機は、約30万~60万円で重量は約100kg程です。
その他に2800VA(2.8kVA)の発電機は、約13万~35万円で重量は約60kg程です。
価格に幅があるのは、製造メーカーや性能で差があるからです。
特に製造メーカーの価格差は大きいです。
高価なメーカーは、悪条件での使用を想定している為に故障しにくく、安価なメーカーは、悪条件では故障しやすい印象があります。
安価なメーカーの発電機は、好条件(過負荷運転しない、まめに手入れをする、埃まみれにしないなど)で使用していれば、簡単には故障しません。
尚この表の定格電力と起動電力の数値は、目安でしかありませんが、参考にはなると思います。
次回は発電機の性能について説明します。
表の○△✕は性能に関わります(性能については次回説明を致します)
発電機の購入は、発電機5まで説明があるので、全部読んでから決めてください。