これまで犬や猫との避難の説明をしてきましたが、色々な動物がペットになっているので、その他の動物も説明します。
魚類は災害で、水槽が損傷せず生き残ったとしても、避難所へ水槽丸ごとの移動は無理なので、避難所のペット問題ではなくなりますが、在宅避難で飼育をする想定で説明します。
水の確保は水道水が使える場合は、塩素を抜く為に1〜2日汲み置きするか、中和剤を使うと塩素が無くなります。
井戸水が使える場合は、地下水はほとんど酸素を含まない場合が多いので、高い位置から水を注ぐ曝気(ばっき)や、電気が使える場合エアポンプを使用して、水に酸素を溶け込ませます。
他にも地下水には、鉄·カルシウム·マグネシウムなどが、多く溶け込んでいる場合があるので、1日汲み置きして、水の色に変化があったり、白い塊が浮いている場合は、その井戸水は使用しないでください。
山の近くで工場や住宅の無い、上流域の川や用水の水なら、綺麗なので使用できますが、工場や住宅のある中流域や下流域の、川や用水の水は綺麗に見えても使用しないでください。
また池や溜池の水も使用しないでください。
使用すると病気などの恐れがあります。