北蟹谷地区で出前講座を実施いたしました。
タイトルは【「なぜ?」からはじまる避難所運営】というものです。
毎年恒例ともなっており、防災訓練の最後&公民館祭の前座としての講演です。
【日時】11月 4日 8:50-9:50
【場所】北蟹谷スポーツセンター
【参加】地区住民の方40名程度
【参加理事】
西谷 行生
宮口 はるみ
高内 広
榊 悟史(北蟹谷地区一般防災士)
本来は9月28日に行われたリアルHUG(役員編)の本番としてリアルHUGを行う予定でしたが、「まだ早い」という意見を北蟹谷地区役員会で受けた事で、講習形式の出前講座に変更を致しました。
正直な所、早いという認識はありませんでしたが、意味もなく急ぎ過ぎてもダメであり、誰のための講習会か?という事を考えると仕方がないかなと思います。
内容に関しては、避難所生活におけるなぜ?を切り出して、自分たちなりに回答を出した、というものです。
「なぜ? 避難所へ避難するの?」
「なぜ? 地震ばかり扱うの?」
「なぜ? 住民が避難所を運営しなければいけないの?」
「なぜ? 避難所運営に役割分担が必要なの?」
「なぜ? 役員以外も講習が必要なの?」
という、ある意味誘導尋問です。
皆様、熱心に聞いておられてました。
今回は映像放送は取り入れず、退屈かなと思ったのですが、そういう声はありませんでした。
本当は映像も取り入れたかったのですが、今回の講座にはちょうどいいのがなくて・・・。
ただ、ここのスポーツセンターの床は本当に体に悪いと思います。
私の地元でもありますので容赦なくいいますが、あそこで三週間避難生活を送れと言われたら辞退したい程です。
床が固く、冷たい(敷物は引いてありますがまだ足りません)し、ほんの1時間半程度立っていただけですごく痛くなりました。
参加者の皆様は直に座っていたため、本当に苦痛だったかと思います。
防災会の会長も、長年要望しているが予算が降りないという事でしたが、毎年少しずつでも何かしていくしかありませんね。
一気に全面積を覆う事は不可能かと思いますが、5回(5年)に分けて揃えていくとか方法はあるかと思います。
そうでないと、避難所として機能しない気がしますね。
私はわざわざ呼んで頂いた施設に対して文句はいいたくありませんが、参加者の事を思うととても悲しく思います。
その様な状況を分かっておられながら、沢山の皆様に参加頂きましてありがとうございました。