北陸新幹線の電気設備を例にすると、電気を上り側や下り側の架線へ送る、電源の変電所があります。
普段は上り側からと下り側からの、架線で送られる電気の境界になっていて、緊急時に上り側と下り側の架線を電気的につなぐ、き電区分所があります。
普段は上り側と下り側の、架線が電気的につながっていて、緊急時に上り側と下り側の、架線を電気的に切り離す、補助き電区分所があります。
これらの設備があるので、1つの変電所から電気を送れなくなっても、上り側と下り側にある変電所から、電気を送り運行を続けられます。
また運行停止を全体でなく、一部だけにできるのも、これらの設備のおかげです。
ただし複数の変電所から電気を送れなくなると、運行は難しくなります。
ちなみに北陸新幹線の架線には、交流で2万5千ボルトの電気が流れています。
身の回りにあるスイッチは100Vなので、スイッチは手に収まる程小さいですが、25000Vの高電圧を入り切りする場合は、き電区分所や補助き電区分所のように、大きな機器と設置する為の、十分な敷地が必要のようです。(危険なので近寄れなくしてあります。)