【防災知識】電気火災1(トラッキング現象による出火)

トラッキング現象は、コンセントと差込プラグの間に埃が積もり、そこに水分が加わると差込プラグの刃の間で、花火放電が発生します。
その熱で埃は炭になり電気の流れる道ができ、更に放電してコンセントや差込プラグが、焦げたり溶けたり発火したりします。

この様に埃だけなら何も起きませんが、水分が加わると放電し発火の危険があります。
納屋·車庫·作業所·工場などでよく見かける、ケースに入っていないブレーカーも、上に埃が積もって水分が加わると、トラッキング現象の恐れがあります。

これはあるお宅の納屋にある、ブレーカーの上に埃と籾殻(もみがら)が、たくさん積もっていたのに掃除しなかった為、トラッキング現象で燃えてしまいました。
コンセント·差込プラグ·ブレーカーなどに、埃が積もっていたら掃除機で吸取ってください。

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