【防災知識】避難所のペット問題13(魚類2)

在宅避難で飼育をする想定で説明します。
水槽は歪みや衝撃によるひび割れで、漏水する恐れがあるので、水平で丈夫な台の上に置いてください。
水槽の水をこぼして漏電する恐れがあるので、電気製品を水槽から離してください。
水槽の管理がしやすいように、給排水やコンセントが近くにあると良いです。

水を浄化して酸素を供給する濾過装置は、水槽のサイズに合わせて選びます。
水槽の水温が急激に変化するので、水槽は直射日光の当たる場所や、暖房の近くに置かないでください。
魚類にはそれぞれ適切な水温があり、特に急激な水温の変化には弱いので、ヒーターなどで水温調整します。
金魚は15℃~28℃で、熱帯魚は25℃~27℃が、適温だそうです。
濾過装置とヒーターは、消費電力がさほど大きくないので、停電時に持ち運べるサイズの、あまり出力の大きくない発電機を、電源として使用しても十分使えます。
ただし発電機はうるさいので、寝ている場所から離す必要があります。

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