【防災知識】避難所のペット問題15(両生類2)

在宅避難で飼育をする想定で説明します。
エサの種類や与え方は種ごと違うので、自分で調べて用意してください。
少量しか食べず代謝の少ない種は、フンも少ないので汚れは少ないですが、大量に食べて代謝の多い種は、フンも多いのでまめに掃除して、床材にフンなどの汚れがたくさん入り込んだ場合は、床材の交換が必要です。
床の汚れは病気の原因になるので注意が必要ですが、水の汚れはもっと問題で、汚れた水に浸かっていると、自分の排泄物を再吸収してしまい、自家中毒を起こします。
両生類は皮膚からの水分の吸収を、体が勝手にしてしまい、思い通りに調整できないそうなので、常に水を綺麗にしないといけません。

避難生活でどうやって綺麗な水を確保するかが、課題となります。
雨樋の水を貯めて利用しようと考えた場合は、トイレで流す用途なら気にしなくて良いのですが、ケージに入れる場合は、綺麗な水にする為に、高所作業になりますがまめに雨樋を掃除し、貯める桶やタンクに葉や砂が入らないように、ガーゼなどで濾過して水が貯まるようにします。(豪雨が予想される場合は、流れの悪さから雨樋に水が貯まり、重さで雨樋が壊れるので外します。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください