【防災知識】消防設備22(避難設備3 緩降機(かんこうき))

この写真の柱のカバーの中に、支持金具のアームが畳んだ状態で収められていて、床に置いてあるボックスの中には、調速器などが収められています。

柱のカバーを開けて支持金具のアームをセットします。

置いてあるボックスの中身は、写真の中央上側にあるのが調速器で、左側にあるのが着用具で、右側にあるのがリールで、リールに巻かれたロープの先にも着用具があります。

調速器の安全環をアームの先の吊環に掛けて、安全環の止め金具を締めます。
窓を開けてアームの先を外へ向けて出し、下に人がいないことを確認してリールを地上へ落します。

着用具のベルトの輪を広げ、胸の下(脇の下)に掛けリング(写真の赤い部分)が身体の正面にくるようにし、ベルトを前方にリングを手前に締め着装します。
(写真の位置では腰に近いので、もっと上側が正しい位置で、しっかり締めないとすっぽ抜けます。)
調速器のすぐ下の2本のロープを両手で握り、窓から外へ出て窓枠などに両足をかけます。
かけた両足を外して足は下へ伸ばし、両手をロープから離すと降下(速度16~150cm/秒)します。
両手を外壁へ向ければ、外壁に体が当たりそうになったら手で支えられます。
体の重みで降下する一方、地上側のロープの先の着用具は、つるべ式に上昇します。
地上に着いたら着用具を外します。
地上側から上昇した着用具は調速器の下にあるので、次の避難者が着用具を着装します。

訓練後などの片付けで注意点があります。
リールに着用具を巻きつけ、続けてロープを巻きつける時に、リールを固定した状態でロープを巻きつけると、ロープが捻れて次の使用で降下時に、体が回転して外壁にぶつかるかもしれないので、リールに着用具を巻きつけたら、リールの方を回転させてロープを巻きつけてください。

消防設備はこれで終了です。
詳しく知ろうとすると難しいので、目にする機会のありそうな設備とそれに関連する設備を、広く浅く説明したつもりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。