【防災知識】避難所のペット問題9(飼育ルール)

避難所や仮設住宅は、様々な人が共同生活をするので、動物の苦手な方や動物アレルギーの方の事を、配慮しなければいけません。
ペットがいる事で辛い避難生活の、心の安らぎや支えになったという声がある一方、咬傷(こうしょう)事故や鳴き声への苦情、体毛や糞尿処理など衛生面での、トラブルになる場合があります。

避難先でのペットの飼育管理は、飼い主の責任で行う事になりますが、周りに配慮したルールにする必要があり、飼育環境に合わせたルールの調整も必要です。
避難所運営では人手不足になる可能性が高いので、子供達に飼育の手伝いを、してもらうと良いかもしれません。
ただし子供達に咬みついたり引っ掻いたりする、危険がある場合は手伝わせる事はできませんし、子供達が夢中になり、教えたルールや注意点を、忘れてしまう場合があるので、根気強く教え続ける必要があります。
問題があれば冷静に叱り分かり易く説明し、ちゃんとできたら皆さんで褒めてあげてください。
きっと子供達は更にやる気を出し、他の事も手伝ってくれて、避難所運営の戦力として、更に人としても成長してくれると思います。

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