【防災知識】転倒防止2

今回も転倒防止の器具·金具の説明は後回しです。
優先して説明しない理由は3つあります。
一つ目は固定によって家具や内装を、傷付けてしまいます。
二つ目は1つや2つなら良いのですが、家中の家具などの転倒防止をするとなると、多くの手間がかかる上に、数万円の出費になるかもしれません。
三つ目は震度7になると家自体が変形して、転倒を数秒間遅らせる程度の効果しかないと思われます。(あくまで、私と知り合いの防災士の大工さんの見解です。家具のある部屋に居て地震があった場合、その数秒間で下敷きにならない位置へ、死に物狂いで移動してください。)
なので前回は寝室や居間から家具を減らす説明をし、今回は寝室の配置などの説明をします。

寝室の配置などのポイントは4つです。
一つ目は家具が倒れてくる位置に寝具を配置しない事です。
二つ目はガラスの破片を浴びない様に、窓ガラスの近くに寝具を配置しない事です。
三つ目は家具が倒れる事で、ドアが開かなくならない様に、家具を配置する事です。
四つ目はガラスの破片などで、怪我をしない様に靴を準備する事です。

前回と今回の説明を実践すれば、家中の家具などの転倒防止をするより、コストを抑える事ができます。
次回から転倒防止の器具·金具の説明をします。

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