【防災知識】転倒防止6

文章だけではイメージできない方もいると思うので、チェーン式器具で家具を固定した写真で説明します。

壁の下地と間柱が交差した位置に、金具を固定しました。
ネジが下地を突き抜け、間柱にもねじ込ませる為に、50㎜の長さのネジを使用しました。
ネジが長い場合や、ねじ込ませる家具の材質が固い場合は、小さな穴(ネジの直径の半分程度の直径)を開けてから、強い力でねじ込む必要があるので、電動工具が不可欠です。
電動工具使用時には、手の怪我と壁や家具を傷付けないように、注意が必要です。(慣れている私でも集中しないと、怪我をしたり物を傷付けます。)
ハの字にチェーンを張ってあるのは、壁に対して垂直方向の揺れだけでなく、壁に対して水平方向の揺れにも、対応させる為です。

家具の上面の板には、中空の部分が無く、厚みがあり丈夫だったので、左右の端以外でも金具を固定できました。
家具の中に突き出さないように、30㎜の長さのネジを使用しました。

両側面の前側端2ヵ所で上下連結しました。
2段重ねの家具に、上部で転倒防止器具·金具を使用する場合は、前側で連結しないと、大きく揺れた時に、口を開く様に家具が倒れてきます。
家具の中に突き出さないように、25㎜の長さのネジを使用しました。

ちなみにこの写真は自宅ではありません。
この写真の掲載許可はいただきました。

次回はこの写真の様にするまでに、どんな手順で作業したか説明します。

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