【防災知識】電気火災4(たこ足配線による出火)

コンセントなどにたくさんの電源プラグを挿す事が、危険と思っている人が多いようですが、それは間違いではありませんが完全な正解でもありません。
コンセントなどに挿した数が多い事より、容量を超える電気を使う事が危険です。
現在販売されている延長コードやテーブルタップなどは、1500ワット(15アンペア)までや1200ワット(12アンペア)までの、容量の製品がほとんどです。
昭和の頃には細い電線で、1000ワット(10アンペア)未満の容量の、延長コードやテーブルタップなどがあり、オーブンレンジやエアコンなどの、消費電力の大きな家電で使用すると、発熱による火災のリスクがありました。
つなげてある家電の消費電力の合計が、延長コードやテーブルタップなどの、電力容量以下か確認してください。

スマートフォンの充電器などは消費電力が少ないので、コンセントや延長コードや、テーブルタップなどに問題がなければ、一度に10台以上つないでも大丈夫です。
50W(0.5A)にも満たない消費電力の製品なら、たくさんつないでも大丈夫ですが、数百W(数A)以上の消費電力の製品を複数つなぐ場合は、発熱していないか頻繁に確認してください。
コードを触れない程の発熱でなくても、コードは熱で劣化してしまうので、触って明らかに熱を感じたら、使用を中止してください。

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