【防災知識】電気火災3(電気コードからの出火)

コンセントから差込プラグを抜く時は、電気コードを持って抜くのではなく、差込プラグを持って抜いてください。
コードを束ねる場合は、

折畳むようにではなく、

緩やかに曲げて束ねてください。
棚やテーブルなどの重量物で、電気コードを踏まないようにしてください。

この様に電気コードの中身は、細い電線が束になっているので、強い力を加えると切れてしまいます。
細い電線が何本も切れると、切れた部分が抵抗になり発熱するので危険です。
硬くなった電気コードの多くは、細い電線が何本も切れて発熱により、被覆(ひふく)が劣化しています。
細い電線が切れてない場合も、使い過ぎによる過電流(許容電流以上流れる)の発熱でも劣化します。
電気コードが硬い場合は被覆(ひふく)が割れて、中の電線が剥き出しになったり、中の電線の状況によっては、発火する恐れもあるのですぐに交換してください。

電気コードを一方向に巻いて巻数が多いほど、また流れる電流が多いほど発熱するので、電気コードが一方向に巻いてある場合は、伸ばして使うと安全です。
多くの掃除機は電気コードが本体の中へ、巻取れるようになっています。
電気コードの根元の赤テープは、電気コードはここで終わりという意味で、黄色テープはここまで引出して使うようにという意味です。

これまで掃除機の使用時に、少ししか電気コードを引出してなかった場合は、これからは黄色テープが見える位置まで、電気コードを引出して使用してください。

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